仕切り直しトラバレスその1

でまあ、先ほど書いたこちら

ごくたまにですが他のはてなダイアリーのコメント欄には書き込みをしては(それも「相手の5行に対してつい50行書いちゃう」いつもの芸風で^^;)「そこまで言いたい事が長くなるなら何故自分のところでトラックバックレスしない!」と叱られ

…てしまった一番最近の事例が、ハッチマンさんの「愛WiKi (Coda)」の6月21日付の記事(http://d.hatena.ne.jp/hatchman/20070621)へのコメントだったんですが…。

#そういえば、ハッチマンさん(id:hatchman)から喰らったイエローカードなコメントの中で

ここは「えだは」じゃないんです!(笑)

とある「えだは」って何だろう?どこかのツリー/スレッド形式の掲示板かな?と思って検索かけたら…ああ、ここですか。これでおっしゃりたい事はよーく分かりました(^^;)。

#TK氏(id:tk-mokami)*1そのサイトに関しては、痛井ッ亭さん(id:itaittei)がご自身のサイト及びブログで定期的に叩いておられる事もあり、以前から気にはしておりました。一応ブックマークしておこうかな。

という訳で、既に部分的には向こうで私に対するコメントも戴いてますけど、改めてトラックバックレスで仕切り直します。
ついでに、後から読み返してみて明らかに私が書き間違えている&考え違えていると気付いたところは微妙に直してあります。悪しからず。

ハッチマンさん wrote:

モーニング娘。はまだまだ処置すべき方策がいくらでもあるのに、過保護にしちゃっている気がして歯痒くてならないです。

まあそうなんだけど、より正確を期すならば、

「ヲタが何をやるにせよ感情的/脊髄反射的にしか受け止めないから、事務所もビビっちゃってたとえ一時的にヲタを不快にさせたとしてもやらなければならない事を『敢えてやる』事をやめてしまった」

と言う事でしょう。

この点に関しては、そういう状況の始まりであるいわゆる「ハロマゲドン」の時点にまで遡って、ヲタが「何をしたか」ではなく「何をしなかったか」について自己批判するべきだと思っているし、ごく親しい人たちには事ある毎に言い方を変えて…具体的には、

  • タンポポ畑の伝説なんて焼き払え!」 要は自分たちが成し遂げた/彼女たちに与えてあげた美しい思い出にこだわるあまりに、いつまでたってもその負の影響*2についてきちんと掘り下げて考えない事に苛立って「そんな思い出にしがみつき、その形式だけをなぞって似て非なる自己満足的パフォーマンスを繰り返す事に何の意味があるのか?」と思って書いたものです。でも、所詮現場に行ってない/この先も行けない人間のくだらぬ嫉妬でしかないと片付けられましたね。*3
  • 「ヲタの壁=バカの壁になってないか?」 これについてはここでのオーガさん(id:greatmaimi)と私とのやり取りを参照して戴くと分かりやすいかな?
  • 「マジすぎるヲタこそハロプロの未来を閉ざしていないか?」 …ってこれに関しては本格的にはこれからここで書くんだった(^^;)。

等々の表現で主張してきたんですが、私自身がもう疲れきってしまったのに加えて、その人がアイドルに対してどの様な考え方をしているかの如何に関わらず、所詮ヲタは自己愛もしくは自分の快楽原理でしか動かないし動けないという事も痛感しているので、正直諦めの境地に達しつつあります。

結局、ヲタ(ファン)はアイドルを見守る事は出来ても、護る事なんて出来ないんだよね。むしろ護ろうとすればするほど苦しめるし消費期限を早める事にしかならない。これは私が(それこそ「冬の時代」の真っ直中にいた頃から)心の片隅で思いながらも敢えて口にせずにいた認識というか一種の諦観だったり。

それともう一つ、「自分が愛するアイドル」と「そのアイドルを愛する(その事に誇りや悦びを感じられる)自分」の二つを並べた時に、究極的にそのどちらかだけを護る事を選ばなければならなくなったときに、結局は愛する対象を変えてでも「アイドルを愛する自分」の方を護る事を選んでしまうのが、アイドルヲタの決して超えられない哀しい性なのではないか。それは、その自分が愛する対象が、時代から取り残され無名/匿名の大衆から肯定的関心を最早抱いては貰えなくなった状況下では、なおさら厳しく突きつけられる壁なのではないでしょうか。

いや、そうしたヲタであるだけでは超えられない限界が分かっているからこそ、一番身近にいるスタッフ側の人間にはきちんと考え、覚悟を決めてやるべき事はやる/やってはいけない事はやらないという事を徹底して欲しいと思っているんですが、ヲタが(さらにその外側にいる無名/匿名の大衆が)限りなく増長し、インターネットその他の媒体を使ってその傲慢な神様ぶりを見せつける今の時代には、それって最早不可能に近い事なのかもしれません。

で、こんこんガッタス復帰の件ですが、私はこんこん推し以外の五期推し、特に高橋推しな人たちはこの件についてマジで怒って良いと思っているので、正直至上さんの様な反応(つまりこれこれ)をする人があまりにも少なかった事に拍子抜けしちゃったんですよね。それだけ皆さんスキャンダルの連発に萎えていたし、ポジティブな話題に飢えていたのかな…と思う訳ですが、にしても簡単に受け入れすぎじゃない?(笑)

#ここにもやはり「ヲタは自己愛&快楽原理でしか動かない」という限界が如実に表れているよなぁ。ああやだやだ(^^;)。

*1:この人の書く文章って、どこか昔の、それこそパソコン通信時代に書いていたもの…今の私にとってはそれは「過去の恥もしくは罪」以外の何者でもないんですが…とどこか似ている気がしてしょうがありません。

*2:一番大きなものは、やはり5期メンバーの成長と個人としての一般への認知を促す為の取り組みが、それ以前の期に比べて中途半端なものになってしまった事ではないでしょうか。なのに、いわゆる「ハロマゲドン」に対して抵抗した人々の多くが、未だその成長と認知の遅れを本人たちの加入時の技量/資質/目的意識の低さと事務所の早急すぎた動きに原因をすり替えて、自分たちは何も悪くはないと言い張り続けている様に思えます。

*3:まあ、そういう側面がある事も否定はしませんけど…。