仕切り直しトラバレスその2

その1に対するハッチマンさんのコメントへのトラバレスです。

ハッチマンさん wrote:

プロデュースする側もされる側も応援する側も一歩踏み出すのを躊躇しているような感じ

まさにそれですよ(^^;)。
それに加えてスタッフと(一部の)ヲタの間にお互いがお互いに対して「恐れつつもどこか小馬鹿にしている」(あるいは「小馬鹿にしつつもどこか恐れている」)様な、そんな奇妙な相互依存関係が成立しちゃっている(気がする)のも、思い切った手を打てなくしている遠因の様に思いますね。

至上さんのようにステージ論を展開する気がなければあんまり関係ない話

確かに至上さん(id:shijo)があれだけ怒りを顕わにしたのも、高橋ヲタであると同時に宝塚ヲタでもあるから(どっちが先なのかは直接の面識がないため分からないのですが)ですもんね(^^;)。

#あ、至上さんのステージ論に対してはまた改めて(少し異なる視点からの共感を込めて)レスするつもりです。

ただ、私が上位推しでもない癖に高橋にどこか期待をしてしまう(そして現状では彼女の方が新垣よりリーダーを任せたいと思える)理由って、やっぱり高橋の宝塚ヲタな部分なんですよ。要するに舞台芸術に於いて「上には上がある」事を分かっている(だから「大好きなモーニング娘。になれた」事で満足してしまわない/そこで立ち止まらないでいられた)そんな女の子だから…という。

ヲタに取ってはモーニング娘。愛なら誰にも負けない新垣の方が好ましく思えてしまうのは仕方がないんだけど*1、やっぱりそれじゃあ「ロックシンガー(非アイドル歌手)になりたかった、けどなり損ねた女の子たちの集団」から出発したグループの歴史は、正しく繋いではいけない様な気がするんです。

まあ、6期以降のメンバーから入った(モーヲタの世界に足を踏み入れられた)人たちにしてみれば、そんな歴史なんて知ったこっちゃあない…でしょうけど(笑)。実際、友人の道重推しにかつてそう言われた事もありますし。

自己愛でも快楽主義でもなく信頼とでもいうものですかね。

信頼、ですか。何に対しての「信頼」なんだろう?
いや、私だって紺野推しだった(敢えて過去形)人間ですから、分からない訳ではないんだけれど、それってほんとうに信じるに足るものなんでしょうか。

*1:でも、私に言わせればそれはヲタ自身の自己愛の変奏曲に過ぎないんだよね(笑)。