「ギャルサー」第4話

#日付変更線を超えちゃってるけど、敢えて6日の日記に含めます。

感想をちゃんと書くのはここでは初めてかな。満を持してのヤグのお当番回です。

先週の予告を見た時は思わず頭抱えちゃったんですが*1、その時点で覚悟していたよりは出来は良かったのではないかと思います。キャストの演技もあるだろうけど、やはり岩本Dの演出によるところが大きいのかな。CXの一制時代から、こういう話を撮るのは上手かった筈ですし*2

まあ、ある意味ではヤグ推しにとっちゃあかなりキツくかつシャレにならん話ではあったのですが(^^;)、その「キツくかつシャレにならん」部分を遠慮なしに徹底したが故に、逆にテーマ/メッセージに一定の説得力がある「いい話」になっていたし、何より「ピュアである故に」ギャルたちの問題を解決してきた主人公が、今回は「ピュア過ぎるが故に」救えないかもしれない、さあどうする?…というプロットの適度なヒネリ方は、1クールの連ドラの4話目or5話目あたりでやるべき事としては至ってまっとうなものなので、その点に関して(だけ)はホン屋さんグッジョブ!(笑)って感じです。

でも、ヤグの頑張りは認めた上で、戸田ちゃんやガッキーやえみちぃの方により好感持っちゃうんだよなぁ、このドラマ。特にえみちぃはここまで必要最低限の芝居をちゃんとこなす人だとは思っていなかったので*3、めちゃくちゃ好感度アップです。

それにしても、まさか伊武さんまで引っぱり出すとは思わなかったなぁ*4。しかも今度は「ほんとうの」父親役だし。いくらなんでも遊び過ぎだぁ(苦笑)>武田W&千葉P。ま、「銭湯の娘!?」ファンは確実にニヤニヤ喜んでいるとは思うけど。

あと、松本莉緒はやっぱり主役より敵役が似合うなあ。特に今回に関しては年齢的にもヤグとの身長差的にも(ぉぃ)、ちょうどいいキャスティングだったかなと。

*1:何せネタがネタだったもので(^^;)。

*2:むしろ「白線流し」みたいなド直球の青春ものの方が向いてないんだよね。なのに、木村Dから引き継ぐ形でSP版を何本も撮って、それでシリーズからのファンの一部からかえって不興を買う事になり、結局「ナースのお仕事3」の途中でCXを追われる事になった訳だけど。日テレが拾ってくれてほんと良かったですね。

*3:先週のガッキーのお当番回ではセリフに頼らず行動と表情だけで、そして今回は簡潔で的確なセリフで、ギャルサーのリーダーとしての度量の大きさを垣間見せている訳で。巧いとまでは言えないけど、やるべき事はやれてるんだよな。

*4:しっかり「友情出演」のクレジットもらってました(^^;)。