「一度だけなら『お仕事』しますけど」が当たり前の世界だから

二つめ。オーガさん(id:greatmaimi)のはてなの日記この記事経由で知った
かしましさん(id:kasimasi1003)のこちらの記事を読んで。

一緒に仕事をした人たちからこれだけ愛して貰えるというのはとても幸福な事だと思いますし、改めてこの舞台は「見たかった」なという思いも新たにした次第。

もっとも、再演は必要ないと私は思いますし、外部のアイドルを客演させる場合の演劇界独特の事情*1を鑑みればそれが難しい事も容易に想像がつきます。そうだなぁ、ユニット単位では無理であっても、せめて誰か一人だけでもいいから数年後に彼らと舞台で再び仕事が出来れば良いのですが。

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ちなみに、私の立場はこの日記のバックナンバーをお読み戴ければお分かりの通りの矢口推し・後藤推し・元辻推し・元紺野推しの在宅派であり、℃-uteに関してはあくまで箱推しですが*2、強いて誰がと言われれば梅さんかなぁ…という程度のライトヲタです。それでも通常盤CDをギリギリで予約入れる(で、結果的に追加発注分に回される)程度の肯定的関心は持っておりますけどね*3

と同時に、約10年ほど前まで首都圏在住の現場派だった頃の最後の方の時期に、当時推しだったアイドル*4が次の展開を模索していた時期に、小劇場や商業演劇の舞台*5に立つ事になってその公演に足を運んだのをきっかけに改めて演劇の世界に興味を持つ様になり、その種の情報誌*6を読んだり、ネット上でいわゆる観劇ヲタ*7ではない、その世界の隅っこで創作/制作をしている人たちとチャットで接触を図ったり彼ら自身の個人サイトを読んだりして、この業界に関する最小限の基礎知識を身につけました。

ですから、いわゆる「ゲキハロ」のプロジェクトについても基本的には肯定的に捉えておりますが、同時にその限界もだいたい想像がついてしまう…というのが現状認識です。

それでも、無理に映像業界に接触してB級以下の志の低い作り手にいいように弄ばれる(そして作品の不出来/不評の責任を押しつけられる)結果に終わる*8よりは遥かにましってものです(笑)。ですよねぇ?>id:MWAVEさん。

*1:詳しくは述べませんが、要はこの記事のタイトルに書いた様な事です。まあそんな中ではUFA+UFW大人の麦茶はまだ誠実な方なんでしょうけど。

*2:いや、Berryz工房紺野あさ美卒業以後のモーニング娘。本体についても実は同じなのですが<箱推し。そこに至った経緯はこの日記の過去記事を読めばお分かりになるかと思います。

*3:ちなみにエッグに関しては「出来れば気にかけてあげたいけど、哀しいかなそこまでする財力も体力もありません」というのが率直なところです。

*4:グループアイドルの一員としてデビューし、解散後も結局十年ほどタレント活動をした後に休業した人です。もっともかつてのファン向けに現在もブログは続けていますが。

*5:その多くが実はネルケプランニングの制作であり、そのアイドル自身も後年ネルケの副業の方で一度だけ仕事を得る機会がありました。そして、それが終わった頃に私は彼女の動向を追うのを完璧にやめてしまい、それからほどなくして彼女は休業した次第。

*6:まあ「演劇ぶっく」「レプリーク」などの軽めのものですが。

*7:いや、ごく少数ですがこの種の人々とも接触はあったのですが、すぐにこいつら何も分かってないなと悟りましたので交流を絶ちました。

*8:安倍なつみ飯田圭織松浦亜弥石川梨華はまさにこの悲劇の犠牲者でしょう。中澤裕子後藤真希・加護亜衣・矢口真里はそれに比べればまだ恵まれていますが、この先もその方面での仕事を得られそうなのはおそらく中澤だけでしょうね。加護はご承知の通りだし、後藤も矢口も映像媒体における演技系の仕事に対する意欲と優先順位は他の仕事より低いのは明白ですから。