「一度だけなら『お仕事』しますけど」が当たり前の世界だから
二つめ。オーガさん(id:greatmaimi)のはてなの日記のこの記事経由で知った
かしましさん(id:kasimasi1003)のこちらの記事を読んで。
一緒に仕事をした人たちからこれだけ愛して貰えるというのはとても幸福な事だと思いますし、改めてこの舞台は「見たかった」なという思いも新たにした次第。
もっとも、再演は必要ないと私は思いますし、外部のアイドルを客演させる場合の演劇界独特の事情*1を鑑みればそれが難しい事も容易に想像がつきます。そうだなぁ、ユニット単位では無理であっても、せめて誰か一人だけでもいいから数年後に彼らと舞台で再び仕事が出来れば良いのですが。
続きを読むアキバは遠くになりにけり
3つめはいぬいぬさん(id:helloblog)のこの記事を読んで。
行ったお系統のお店は下記の通り。
その筋のマニアにはかなり古い情報かもしれませんね...
まあそうなのかもしれませんけど、でも地方在住の在宅派*1に取っては参考になる話でした。
特にU-15アイドル専門店の話は、噂には聞いていましたけどやはり凄まじいですね。こういう明らかに行き過ぎた状況がある中で、同じU-15好きであっても、もうちょっとソフトで健全なものが見たいという人にとっては、昨年からのハロプロキッズのソロ写真集攻勢やゲキハロでの演劇への挑戦は、好ましい動きと捉えられているかもしれません。もっとも、私としては、ソロ写真集に関してはあれでもちょっと微妙というか、正直もう少し考えて欲しい(特にカメラマンの選択について)と思うものなんですけれど…。
ただ一方で、私の周囲にいるU-15系中心の人たち*2って、ネット上でより深い話をしてみると、今は女優系中心のアイドル趣味活動だけれど、'90年代初頭までの歌手系アイドルに関してはちゃんとフォローしていて、その中の歌う子役アイドル(小川範子とか)から女優系へシフトしていった…という人がほとんどだったんです。
その人たちからすると、モーニング娘。はやはり自分がかつて好きだった「アイドル歌手」とはやはり別物である…という認識であり、その妹分として世に出てきているBerryz工房や℃-uteも、つい聞かず嫌いをしてしまう人の方が、まだまだ多そうだなという印象があります。勿論、既にハマっている方もおられるのですが。
そういう意味では、むしろTHE ポッシボーや、それ以上にキャナーリ倶楽部の方がまだ聞かず嫌いをされずに引き込める要素が多いと思う訳ですが、これもまた今のアキバを拠点にしているが故に筋の良いファンから敬遠される可能性もゼロではない…ほんと難しいものです。
*1:首都圏在住の現場派だったのは既に書いた通り約10年前までの話ですし、その後一度だけ母親との鎌倉&横浜旅行からの帰りに私一人だけ都内にもう2泊して石丸ソフトワンでのイベントに参加した事があるのですが、それも今から5年以上前の話です。
*2:皆さん、私が'90年代終盤から'00年代初頭にかけての女優系アイドル中心だった時期に知り合った方々です。
THE ポッシボー写真集にまつわる話…の前に
こちらの記事でも書いたとおり、8日に
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つーか、学研でのハロプロ系写真集ってリアルに「初」でしたっけ?
写真集買わない人なので、マジ疎いです(苦笑)。
と書かれているのを読み、
「あー、ひょっとしたらそうかもしれない」
と気付いたという(笑)。
ただし、それが事実かどうかの検証は完璧には出来ていません。まず、Wikipediaのこの項目には版元として学研の名前はありませんでした。
で、さらに正確を期すべく、一応手元にすぐに取り出せる形で残っている『BOMB』誌のバックナンバー*1をざあっと斜め読みして見た範囲では、そういうものが学研から(より正確を期すならば、『BOMB』編集部の編集制作で)出されているよ(だから読者の皆さん買ってね)…的な記事や宣伝グラビアはやはり見つける事は出来ませんでした。
しかし、学研からはかつて『CD HITS!』という『CDでーた』(角川書店)や『WHAT's IN?』『Girl Pop』(ソニー・マガジンズ)の競合誌が出ていましたし*2、そちらの編集部主導でライブ写真集系のムックを出せた可能性はゼロではないのですが…それを踏まえても、少なくとも今回のTHE ポッシボーのそれの様な狭義の(水着写真ありの)アイドル写真集というものは出てはいないでしょう。現時点での私の結論は、そういうものであるとしておきます。
さていぬいぬさんへのトラックバックレスはここまで。でも私的にはもう少し考えてみたい事があるので、それは次/右/上の記事にて。
THE ポッシボー写真集にまつわる話(ようやく本題)
ここからはいぬいぬさんへのトラックバックレスから離れた、私独自の考察を徐々に深めていきます。長くなるので途中で畳みます。
いぬいぬさんの指摘を踏まえつつ、改めて『BOMB』2007年8月号のTHE ポッシボー写真集、すなわち
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いや、そんなの別に当たり前の話じゃないか…とハロヲタ/TNXヲタの皆様方は思われるでしょうけれど、でもこのさりげなくもわざとらしい強調は何か気になる訳で(^^;)。
でまあ、このページから始まる3ページのグラビアは、発売直前の先行(宣伝)グラビアとしては至って王道の作りで、それ自体はまあどうって事のない普通の水着グラビア+本人たちのインタビューでしかありません。
問題はその次のページ。つんく♂自身が登場してインタビューに答えているんですが、そこで自分自身の『ボム!』読者体験*1を告白した後に、彼のコメントはこういう風に続くのですね。
●今回のポッシボーの写真集は、僕も写真のセレクトから構成まで関わってるんだけど、学研から'84年に出た菊池桃子写真集『きみに瞳ボレ』をリスペクトした部分もあるんですよ。僕、初版本を持っていますから(笑)。実際にスタッフにも見せました。”これよりいきすぎず、いかなすぎず”、この配分が実にミラクルなんですよね。
これを踏まえると、1ページめにわざとらしく添えられた「つんく♂プロデュース」の真の意味が改めて見えてきた訳です。被写体の女の子たちだけが「つんく♂」に「プロデュース」された存在なのではない、写真集それ自体がそういう位置づけの作品/商品なんだよ…という主張をしたいのではないか、それが学研サイドとつんく♂/TNXサイトの(おそらくは最後発である事を意識した上で)打ち出した今回の写真集の既発の作品との差別化のポイントなのかな…そう思った時に、改めてハロプロにおけるこれまで発売されてきた写真集と、それがハロー!プロジェクトとそれを支持するヲタに何をもたらしたのか、という事について改めて考えてみたくなったのです。
そうして考えてみた結論としては、
「提供する側もされる側も『どうせ副業だから(本業じゃないから)』と始めた(そして継続と拡大を安易に続けた)事が、もしかしたら良くない事だったのではないか?」
という事です。という訳で、ここからようやく本題なのですが、またそれ故に長くなるのでこの先は隠します。
*1:「BOMB」という雑誌は元々芸能人・有名人内アイドルファンにこういう事を語らせたり、時にはコラムや対談の連載をやらせたりする事を繰り返しやってきているのは良く知られているところです。つんく♂さんの同業者(に近いところ)では、約10年ほど前(になるんだねぇ)の大槻ケンジの対談連載を覚えている人も少なくないでしょう。
記事修正しました&最近のmixi日記から転載してみました
タイトルに書いた通りです。以上。
でもって、今回転載した一連の記事って、実は次の次ぐらいの記事で書く予定の話…ぶっちゃけちゃえば、いぬいぬさん(id:helloblog)のこの記事へのトラックバスレスの枕or布石として上げたものばかりなんですよね。
要は、mixiの日記を改めて読み返していて、前回のこちらの更新から以降の私の行動を振り返ったら、改めて自分がどういうタイプのアイドルヲタなのかという事を嫌になるくらい思い知らされていたところに、これを目にしたもんだから、こんな私だけど/だからこそ、こりゃ助け船出さないといかんかなと思ったって事ですね。
とはいえ、改めて自分でも調べてみないといけない事もあるので、違う記事を1個挟んでからになります。もうちょっとお待ちをm()mペコリ>いぬいぬさん。
一度消してまた復活した微妙な文章(苦笑)
一度こちらで書いて公開して、でもやっぱまずいかなと一度は削って、でもやっぱり敢えて公の場に残しておきたくなった一文があったので、別記事にしちゃいます。
それともう一つ、「自分が愛するアイドル」と「そのアイドルを愛する(その事に誇りや悦びを感じられる)自分」の二つを並べた時に、究極的にそのどちらかだけを護る事を選ばなければならなくなったときに、結局は愛する対象を変えてでも「アイドルを愛する自分」の方を護る事を選んでしまうのが、アイドルヲタの決して超えられない哀しい性なのではないか。それは、その自分が愛する対象が、時代から取り残され無名/匿名の大衆から肯定的関心を最早抱いては貰えなくなった状況下では、なおさら厳しく突きつけられる壁なのではないでしょうか。
まあ、中にはファンが減り続ける下り坂のアイドルだからこそ、なおさら張り切ってしまう/そのコを愛する事に悦びを見いだすマゾヒスティックな方もおられる訳ですが。かつて私が女優系アイドルの方に軸足を置いていた頃の話ですが、当時私の身近にいた広末涼子のアクティブなファンなんて*1そういう輩ばかりでえらく気持ち悪かったのを今でも良く覚えております(笑)。
ねぇ、あの頃あなたの周りにいた広末ヲタ仲間に対して、そう感じた事はありませんでしたか?(笑)>MWAVEさん(id:MWAVE)。
*1:当時の私のホームグランドだった場所が、たまたまそういう人の集まりやすいところだったからなのかもしれないんですが(^^;)。
本日の予約@K-B-−桑店(7/9)
例によっていつもの店で閉店間際に駆け込みです(汗)。
11日発売(つまり実際には10日夕には入荷確実)のBerryz工房のシングルVと℃-uteのシングルCDの通常盤を9日の閉店間際に予約しに行った訳で…やはりというか、
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「こちらの商品は予約及び入荷予定枚数0なので、少しお待ち戴く事になりますがよろしいですか?」
と言われてしまいました(^^;)。
ちなみに
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「じゃあ待ちますので入荷したら連絡してください」
と答えました。
一方
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これで入荷日から2週間以内に引き取りに行ければ、通常10%のところをさらにもう10%(合計20%)ポイントバックされます。しかもそのポイントは書籍売り場でも使えるので週刊誌or薄めの文庫本1冊分ぐらいにはなるんですよね(笑)。
ちなみにモーニング娘。の新曲の方は、
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-
(手動でミラーリングしている^^;)GREEの日記の方で疑問を呈するコメントがグリ友さんからあったので(そしてはてなダイアラーのヲタもだちさんの中にも同じ疑問を抱く人がいるかもしれないので)、補足をもう少し。
結局娘。とかごっちんとか亜弥とかきらこは*2なら、歩いてすぐ行ける近所の店で「借りて」済ませられるし、なっちだともうちょっと遠い店まで足を伸ばせばなんとかなる。
これが美勇伝・メロン記念日になると郊外の大型店でも厳しくなってきて、Berryz工房・℃-ute(以下省略)になるともう「借りて聴き」は事実上不可能。でも私は何だかんだ言っても古い人間なので(^^;)、ネットでMP3ごにょごにょ…ってのが性に合わないんですよね。
で、結果的にベリキューヲタでもない癖に「買う」方の優先順位は娘。よりも高くなるという奇妙な逆転現象が起きてしまうという訳ですね。なんだかなぁ(^^;)。